Dec 21, 2015

Stephan Blinn -5

リゴ ガイガリー グラッシュ

7歳からヴァイオリンを学んでいる彼は、15歳から演奏表現を変え、15年間プロのジプシージャズヴァイオリニストととしてかなり素敵に成功してたようです。当時の新聞や彼の様子を見せてもらいました。

ブリンはジプシーではないんだけど、3人のジプシーとブリンとで演奏してたんです。だけど、メンバー2人が亡くなって、その活動をすっかりやめてしまたのですって。
私は、彼の演奏にヴァイオリンの演奏を聞かせてもらったんだけど、その時の全身の鳥肌が立ったことったら。。

ブリンの人形たちの一人、リゴ ガイガリー グラッシュは、以前の彼自身なの。

その人形の演奏は、ヴァイオリン演奏を体に染みつけている彼自身の演奏技術があるからこそのパフォーマンスです。彼は、その演奏をこの人形で糸と彼の操作システムで実現してるからすごい。
名前の意味はね。
リゴ:ジプシーの名前、ガイガリー:ヴァイオリン、グラッシュ:ジプシーの食べる肉なのですって。



今から45年前、紙を使って人形を作り始め、その5年後木での創作を試みます。

その6年後に初めて、友達たちだけのためにドイツ、カールスルーエの劇場カマテアターで公演してました。
そうするうちに劇場の仲間から、人形師として公演してみたらどうかと勧められたのがきっかけで、1980年 から人形師としてステージに立ち、ドイツ、フランス、スイスなどでほとんど毎日のように講演をこなし、テレビ番組で彼の人形番組も組まれました。 

この写真はブリンが好きなんだって。
なぜって、トランクが写ってるでしょ。彼はこのトランクに人形たちを詰めて旅をしながら公演を続けてきたんです。
そしてこれからもね。

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