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フランソワ ジェラッティ |
ドイツ語が解らない私が、ブリンに訊いても、「あれは喋ってるんだからセリフのように台本はないんだ、だから何を言ってるんだと訊かれても言えないんだよ。」とそらされてしまうんだけどね。
実は、フランソワの語りはステファンブリン自身のおしゃべりなんです。
フランソワ ジェラッティという名前は、二つのアイスクリームという意味なのだと言ってました。
ステファン ブリンのバラエティーショーのプログラムの紹介をしましょう。
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ドルタ ムーア かな? 聞き違いかもしれないけど |
彼らはなんだかあんまり嬉しくない状況みたいでしょ?
これはブリンのステージで、彼らがどうなっていくのか見てもらわなくちゃね。
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ザムゾン |
ボディビルダーのザムゾン。
実は彼は、ブリン自身なんです。
ブリンは彼の筋肉を自慢してます。きゃ!
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コサック·イブラヒム·スプートニク |
なかなかブラックで、あげくは彼の下半身だけが分離して踊りだすのを眺めることになるんです。
これがとっても楽しいんです。むふふ
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エルモ モッツアレラ (ブル ファイト) |
彼の顔は表情を変えるんです。目の動きも口の動きもブリンの操作で、
おまけに牛の役目はブリン自身が戦うんです。
そして、さすがブリン、最後はみんなが納得の心温まります。
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マキーゼ ウォンウー |
お茶目なブリンの小気味な卵の手品を実際に見せてもらった私は、はははなるほどねって。
で、彼女の顔は、写真で見たブリンのお母さんの顔にそっくりなんです。
その写真を見たとき、この顔はあの赤い衣装の顔だって私が言ったら、ふーんだって。
ハイライトは、ゴールデンゲート·カルテットの4人。
この4人の歌手たちは、ブリンのシステムによって表情は変えるし、口を開き音楽に合わせそれぞれが歌っているように演じられるんです。それらは、ブリン一人で、エーうそでしょう?というな見事なシステムなの。ブリンのシステムの巧妙さにはいつもびっくりしっぱなし。
それも、何度見ても飽きない訳の一つでもあるのよね。
ステファン ブリンの人形たちは、私たちを感動へと導きます。
私たちにも経験のあるような身近な物語を、彼のやさしさとともにみんなの心へ染み込ませるんです。
この物語の終わりには、大人の観客たちが大きな拍手を送るのを、私はいつも感動と一緒に喜ぶんです。
あ、彼の名前を聞くのを忘れてしまってます。ごめんね。
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