Mar 4, 2022

ドイツ🇩🇪車内泊取材旅行2021年12月30日リュベック

 


リュベック12月30日木曜日

街の中に車で入って行くと、すぐ右手にPennyというスーパーマーケットがあったので、車を止めて買い物をした。

葉っぱをちぎりやすく、形が崩れにくい厚手のサラダ2個入りを2袋、赤いパプリカを2個、羊のチーズとクロワッサン2個、ソーセージ入りの長い揚げパン一個を買った。それから黄色いバラの花束を買った。水を含ませたキッチンペーパーを巻いて、ビニール袋に入れた。車の中が少し明るくなった気がする。

Föhr へ向かう。
リュベックでは12月31日の夜中23時から散歩が始まると書いてあったので、今日はデンマークの手前にあるFöhr という島に行ってみる事にした。ここから2時間

今日の夕方Kielにて、デモ行進があるらしい。だけど、とりあえずメインはリュベックの12月31日23時だ。Föhr の島でも抗議デモが行われたと書いてあったのを見たので、そんな島の様子を見てみたいと思った。

外気温は7℃。これなら島でも寝られるし、霧が続いているので雪が降る事も無い。私は、どこを通ってもほぼ同じ白い景色の中を走って行った。アオトバーンを降りて、民家が続く道を通った時、北に向かって来て良かったと思った。北の風景は赤いレンガ作りの家で染まる。
そんな様子を、車を止めて撮影している時、美容院があるのを見つけた。中に2人の女性がドアに向かって立っている。お客さんはいない。ドアを見ると2Gと書いてある。

私は、車に戻って先に進んだ。その店の写真を撮るのを忘れた。
とにかく島に行こうと思った。ますます白くなって行く景色の中、家も無くなった先にフェリー乗り場があった。その隣に堤防の先に一軒ホテルがある。フェリー乗り場では、電光掲示板が、3G入船可能と記している。
チケット売り場の女性に聞いた。3Gなんですね。検索もして無いですがと言うと、「この隣の建物の中で検査しているから、この先に車を進めて検査してから、もう一度ここに歩いて来てくれれば良いですよ」と教えてくれた。私は「今日は辞めておくと言った。「では、ここを抜けて、左に行けば出られます」と言うのでそうしてそこを出て、撮影もせずに帰り道に着いた。帰り道は、既に暗くなっている。

夏にもう一度来ようと思った。
そうして暗い夕方の道を、途中民家の明かりで撮影しながらハンブルクに向かった。ハンブルクで30日に散歩があると書いてあるの見た。

だけど、Kielの人がメッセージで住所をくれていたのを、休憩所で見て、またKielに向きを変えた。
Kielに着いて、シャワーを借りて、そのフィリピンとドイツのミックスの人と港に向かって歩いた。夜の港に浮かぶ船が素敵に見えた。

その後、海岸側を通ってリュベックに向かった。暗い道を走るのも慣れてきた。
アオトバーンではないけれど、パーキングエリアがあって、一台トラックが止まっていた。そこに私も入って、寝る場所にした。通り過ぎようとして停まったので、バックでパーキングエリアに入った。木の下に停めて、寝る準備をすると、ひどく雨の音が大きい。木の葉っぱから滴ってくる雫が車の屋根目がけて落ちてくる。
少し車をずらせて木の影から逃れた。

そうして、ときどき通り過ぎる車の音以外は静かになった。その音もやがては静かに深い眠りに追いやられる。


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